音とか、画とか、、的な。

音楽の事とかいろいろ。。

Tomato n' Pine トマパイが送る極上のポップソングと小ネタ

Tomato n' Pineと言うガールズユニット。アイドルグループと言っても良いかもしれません。通称トマパイ。

2009年から2012年と言う短い活動期間でした。

物凄く売れた訳でも、知名度があった訳でもありません。

しかしトマパイが唯一リリースしたアルバム、『PS4U』は生涯アルバムランキングを作るとしたら確実にベスト10には入るだろう、超絶名盤です。

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PS4Uはポップソングフォーユーの略。

当時、音楽好きの友達から「このアルバムめちゃくちゃ良いよ!」と教えてもらったのが最初でした。ジャケット見せてもらい、アイドルはあんまり。。と良い印象はありませんでした。ももクロ5TH DIMENSIONと共にアイドルアルバム作品の偏見をぶっ壊してくれた意味でも凄くありがたいアルバムです^^)

 

聴き終わった時の感想は何かもう、上手く書けませんが中学生の時に聴いたNIRVANAのNEVER MINDや椎名林檎無罪モラトリアムを聴き終わった時の感情に酷似していました。 単純に良すぎて衝撃。

 

初めて聴いてから数年経ちますが、未だに色褪せる気配ゼロです。

 

手掛けたのは、アゲハスプリングスと言う音楽クリエイターチーム。

他にはYUKIのプロデュース等を手掛けています。

 

このアルバムは下地がしっかりしているというか、70年代ディスコサウンドや渋谷系が基礎工事の様にあってその上にガールズポップが乗っかっている感じです。

そしてオマージュと言うか小ネタがびっしり詰まっているんです。

それは、タイトルだったり、曲そのもの、フレーズだったり。

Tomato n' Pineと言うユニット名の元ネタはなんとGuns N' Rosesだそうです。

それを知った時は脳内でSweet Child O' Mineのリフが流れました(゚∀゚)

 

自分の経験上アルバムの初っ端でしっかり序章的な空気感を作ってそこからの流れが秀逸なアルバムは大抵外れが無いです。

 

ACIDMANの創  capsuleのNEXUS-2060 ketchup maniaのU・R・G・E Sum41のChuck XのJEALOUSY 銀杏BOYZの光のなかに立っていてね 東京カランコロンの5人のエンターテイナー RadioheadのKid Aなどなど、挙げたらキリが無いですが、何というか、このアルバムヤバイって言う前兆がプンプンするんですよね。

このPS4Uの初っ端は一曲目のTrain Scatting 台詞から始まります。

3番線楽園行き列車参ります 3番線楽園行き列車参ります
ご乗車の皆様 乗車券ご確認の上白線の内側までお下がりください』


Tomato n' Pine - Train Scatting

楽園行き列車ですよ(^^)そしていきなりあの名曲のパロディ!

これはヤバイぞ、、と思った訳です。

 

アルバムの話をしていて、「どの曲がおすすめ?」というやりとりは多いと思いますがそんな会話がナンセンス過ぎるほど、全曲良いです(笑)

 

続いて2曲目のワナダンス!は、ネタ満載の一曲。


Tomato n'Pine - ワナダンス!

 

元ネタはこれ。

Let Me Turn You On

Let Me Turn You On

  • ビズ・マーキー
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

 細かく言えば、Let Me Turn You On自体もMcFADDEN&WHITEHEADのAIN'T NO STOPPIN' US NOWと言う曲を元に作ってます。

 ブレイクにJUNIORのMama Used To SayのフレーズやCheryl Lynn のGot To Be Realのイントロが使われています。歌詞も『君の瞳に恋してる』と言うフレーズが入っていてネタが満載ですね。

 

全曲取り上げるのは厳しいので、残りは厳選した2曲を。

まずは『踊れカルナヴァル』


Tomato n' Pine 踊れカルナヴァル 

 王道ラテンミュージックで情熱的!って感じの楽曲ですが、滅茶苦茶ポップです。

聴いてて楽しい!と言った感じ。うねるベース、ティンバレスの軽快な3連フレーズが心地よいです。

でもこの曲のキモは中盤のラップでしょう(^^)

 

そしてもう一曲。


Tomato n' Pine ジングルガール上位時代 

 

 この曲こそ極上のポップソング!と言い切って良いと思います。

タイトルはピチカートファイブのアルバムが元ネタかな?クリスマスソングです。

本当この曲好きで、季節関係なくガンガン聴いてます。

MVも滅茶苦茶お洒落ですよね、この色彩感覚は脱帽です。

リズムも凝っていて、イントロやアウトロは7拍子のフレーズ、

Aメロでは頭打ち、Bメロで8ビート、サビで4分打ちと様々。特に2回目のAメロで半テンするのが凄く良いです。シンセも切ない感じで素敵でこの部分が凄い印象に残ります。

間奏で台詞が入るのですが楽器隊のテンションとマッチしてて、普通にギターソロ入れるより何倍もアリです。一歩間違えば大事故に成りかねない曲に台詞を入れると言う手法を見事に成功させていると思います。寧ろ曲の世界観を作り上げる一つの武器になっています。 

落ちサビの後、大体上がる転調があるだろうなと思う部分で転調しないのも逆に面白かったです。 

楽曲を聴いて頂ければ分かりますが歌詞も物語性があり、情景描写が多くイメージしやすいです。

そして『お気に入りのワンピース』『スクリーンには雪のマーク』『日比谷線』『南口』『ネイビーのダウン』etc

など具体的で細かい描写の中、大事なサビ前のフレーズが擬態語で『ひらり』と言う歌詞なんですね。この歌詞の流れがスっと耳に入ってこの部分は本当に好きです(後半はOh Baby!となってますがw)

まだまだ書きたい事はありますが、本当に長くなりそうなので今日はこの辺で。

お読み頂きありがとうございましたm(__)m

 

 

締めの一曲

Tomato n' Pine/POP SONG 2 U