日本代表からもらったもの
SAMURAI BLUE ベルギーに2-3で敗れ準々決勝進出ならず~FIFAワールドカップロシア2018~ #jfa #daihyo #夢を力に2018 https://t.co/Dom8C4wmSy
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2018年7月2日
勝負とは必ず勝者と敗者が存在する。
今回、勝負という観点から見ると、日本は負けた。しかし『負けた』という事実の裏側には勝ち負け以上の目に見えない何かを感じた。
日本代表の歴史はドーハの悲劇から始まった。と言われている。
1993年10月28日から約25年。日本代表はW杯の決勝Tのピッチで正々堂々勝負していた。
一歩ずつ確実に進んでいる。Jリーグが生まれ、今では本場のヨーロッパで戦う日本人は当たり前になった。確実に前に進んでいる。今回も初めて決勝Tでゴールを奪った。
しかし勝てなかった。『また4年後に!』『今回の経験は必ず未来の糧になる』と言う意見も分かる。しかし自分は選手にはまた次頑張りましょう!とは口が裂けても言えない。
選手達は当たり前だが4年後なんて眼中になく、今日の勝利を目指した。
確実に一歩一歩進んでると言うのはある意味残酷な言葉なのかも知れない。
今回はその一歩が届かず、負けてしまったのだ。
しかし冒頭でも書いた様に『負けた』と言う事実の中から多くの心を動かす物を自分はプレゼントされた。
自分にとってW杯、いやスポーツ全般生きる上での娯楽の一つなのかも知れない。
しかし人として娯楽だけで終わらせたくなかった。選手のエナジーを自分は画面上からもらった。
ありがとう。
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2018年7月2日
やりきった。
出し切った。
最高に楽しいW杯だった。
こんな下手くそを使ってくれた監督、仲間、いっぱいのエネルギーを送ってくれた皆さんに心から感謝します。 pic.twitter.com/mtae2u7jhY
この試合前の元気玉を集める場面。TV中継でこの映像が映った時、自分も含めて大の大人が本気でエネルギーを送っていた。こういう些細な人生体験が生きる意味を生むのだと思う。
こういう感動は一人では生まれない。他者が存在し始めて生まれる感覚だ。
そしてこの体験をさせてくれた日本代表には感謝しかない。
今回自分が貰った最大のプレゼントだと思う。