音とか、画とか、、的な。

音楽の事とかいろいろ。。

青い果実

2019年が始まって、間もなく半年になろうとしているのに、今年初投稿となりそう。

 

何事も継続は力なり。という事でスパンが空いても継続する事が大事なのだ。(という言い訳)

先日、青い果実という映画を見た。

2013年、フランス・ベルギー・スイス・ルクセンブルグ合作?の作品。

ジャンルでいえば、”ロストヴァージン"物で、所謂"青春"では無く"性春"を描いた作品。

 

ただ、アメリカンパイのようなおふざけおバカ系性春映画ではなく、全体的な雰囲気は

少しマイナー調でアンニュイな感じ。ただ性描写はがっつり描いててそこらへんの対比が良い感じの空気感を出していたと思う。THEフランス映画だなぁって感じ。

 

 

平凡な毎日で退屈してる、性には興味ある、彼氏はいるけど億劫で初体験も出来ない。

そんな少女にヤリマン性に奔放なちょっぴり年上な少女がやってきて…

といった内容。

自分は女では無いのでがっつり共感等は出来なかったけど、微妙な年齢の心境を描いている事は出来ているのではと感じた。ただ外国人が出てる映画だから成り立ってる感も否めなかった。表現する上での人種ってとても大事なんだなぁとそういった事を強く思った作品ですね。もちろん人種だけでな無く、風景、家の中のアンティーク物、ファッションなども関係していますが。

 

様々な憶測を生むラストシーンですが作品の深みを何層も下げ、単なるエロい洋画で終わってない所が良いですね。

 

そしてなんといってもBGMが超クール。作品全体で効果的に流れる音楽がおしゃれです。

 

映画冒頭の彼氏との初体験がうまくいかず、彼氏と二人でスクーターに乗って

倦怠感満載の天気と開放的な田園風景を疾走するシーンはある意味個人的なこの映画のハイライト。

そのシーンで流れているのがSOLDOUTカバーバージョンのペットショップボーイズのIt's a Sin この曲の歌詞の意味も含めてある意味この映画の1番イケてる部分だと思いました。

 

 

予告編も置いておきます。

 


PUPPY LOVE - Trailer with English subtitles